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◎令和二年度の施策要望について

今年度も海老名市障害者団体連合会より、海老名市に対して施策に
関する要望書を提出します。市育成会から出された要望は左記の通りです。
『相談支援事業所の増設と相談支援専門員の増員を』
海老名市に於いては、障害福祉サービス利用者の計画相談を担うためには、相談支援専門員の絶対数が不足しています。そのため、計画相談を希望しても、セルフプランにまわされてしまうケースがあります。知的障がい者にとって、サービス等利用計画を、セルフプランで作成した場合、本人の意思が尊重されずに、家族の意向が反映し、本人の将来を見据えた計画とはならない場合があります。
 以上の事を考慮し、計画作成率を上げるためにも、計画相談事業所の増設と、相談支援専門員の増員をお願いします。

『福祉介護人材の確保のために、前向きな取り組みを』
 知的障がい者に対応できるガイドヘルパーの高齢化が進み、慢性的に人材が不足しています。しかし家族による支援も限界にきているケースが増え、外出支援等のニーズは益々増加する一方です。
 また、社会福祉施設や、障害者事業所に於いても、福祉に従事する人材が集まらない傾向にあります。海老名市としても、福祉人材の確保や定着に向けて、有効な手立てをこうじて下さい。

『「自立生活援助」のサービスが活用できるように事業所へ向けて働きかけを』
 新しく創設されたこのサービスは、知的障がい者の暮らし方への選択肢を増やし、自立に向けて大変意義のあるものです。当事者の意思を尊重した暮らしの実現のために、是非このサービスを海老名市に於いても活用できるようにして下さい。